笹川騎手とのコンビで１勝クラスを快勝。復帰戦から着用しているブリンカーが効いてきて、レースぶりに安定感も増した印象。初の左回りは鍵だが、未勝利戦を勝った１８００メートル替わりに不安はない。他のＪＲＡ勢が休み明けなのに対し、こちらは８月に３戦と順調に使われている点が強み。連勝中の勢いも魅力。

牝馬ながら京浜盃、羽田盃、東京ダービーと牡馬相手のクラシック戦線を歩み、②②③着とすべて馬券圏内に好走。そのダービー以来の実戦だが、坂路で入念に乗り込まれて仕上がりは良好。１月にブルーバードカップ（ＪｐｎⅢ）を勝った船橋１８００メートルも望むところ。牝馬同士の一戦に替われば堂々主役に。

未勝利、１勝クラスを１８００メートルで突破。前走の関東オークスは初の左回りも苦にせず、７馬身差で圧勝。そこから間隔はあいたが、好時計をマークした攻めの動きから心配は無用。母のアンデスクイーンはレディスプレリュード、エンプレス杯など交流重賞を３勝。血統的な期待も大きく、引き続き田口騎手で注目。