近２走は、直線勝負で伸び負けるような内容になってしまっているが、直線インからひと伸びできていた３走前と上がり時計を比較すると、ほぼ同じ。決め切るには、上がりのかかる展開が必要か。

前走は好発を決めた同型馬に外から入ってこられたことでやや位置を下げる形になったが、その位置からしぶとく伸び続け０秒５差。斤量５８キロも初の経験であり、それらを考慮すれば、悪くない内容に映った。２走前には同距離戦で好時計Ｖ、当時と同じ単騎逃げなら。

終いに賭けるタイプなだけにどうしても展開には左右されてしまうが、姫路戦では今ひとつ弾けなかった末の伸びも、園田に戻ってきてからは良化中。ゴール前の追い上げには注意しておきたい。