昨年５戦はすべて２０００メートル以上の重賞戦に出走し、２勝②着１回③着２回と高水準で安定。昨年の白鷺賞では③着に敗れたが、上がり時計はメンバー最速、勝ち馬とも０秒１と僅かな差だった。今回は約半年ぶりの実戦とはいえ、一昨年にも同じようなローテーションがあり、当時は首差②着と好走。久々もそこまで苦にしないように感じる。

以前は終いに賭ける競馬で直線詰め寄るシーンも見られていたが、近走はその競馬でも上位馬から離されての入線が増えてきている。現状の内容を考えると、直線浮上には展開の助けが必要に感じる。

ＪＲＡ在籍時は芝の中距離戦で３勝。地方転入後からはダートへの対応に苦しんでおり、岩手在籍時に挙げた重賞勝利も芝マイル戦でのもの。馬力が一層要求される今回の舞台では果たしてどうか。