兵庫再転入初戦かつ１年１カ月ぶりの実戦だった前回は、終始後方追走のまま敗退。ただ、直線入り口までは団子状態の２番手集団に食らいついていた。８２０メートル戦の掲示板２回はいずれもＣ３クラスでのものなので本当の距離適性は未知数だが、ここは長休明けひと叩き分の効果も相俟って前進があるかも。

距離の違いはあれど、叩き２走目で着差を大幅に詰めたし、反応にも多少良化が窺えた。前回、長期休養明けから復帰した際は３走目で入着圏内争いを演じていただけに、ソロソロ本領発揮しそう。

道中は競り合う人気馬２頭から少し離れた３番手でレースを進めたが、結果的になし崩し的に脚を使わされる形になっていたようで、直線失速。デキ落ちではなさそうだし、川崎９００メートル（Ｂ１Ｂ２）戦で０秒２差⑤着の実績からワンターンもこなせるはず。今一度の期待。