夏場を全休したことで馬体が成長。本来、武器としていた先行力に加えて、終いの粘りも強化。復帰後２戦はレース最速の上がり３ハロンを計時して連勝を決めた。前回の勝ちタイムは翌日、同じ良馬場で行われたＢ２特別のそれを０秒４上回る優秀な数字。昇級の壁を突破。

小柄な牝馬でパワー優先の川崎コースは不向き。前走は出遅れと近２戦の敗因は明らか。追い切りでは活気溢れる動きを披露して、体調の良さをアピール。６戦無敗を誇る地元１５００メートルで反攻を期す。

勝ち馬から離されているものの、１４００メートル→１５００メートルと距離を延ばしても掲示板を確保している。続けて同じ距離を使うことで慣れが見込めるだけに、流れ込みを一考。