母系を辿れば祖母アルティマトゥーレ～エアトゥーレ～スキーパラダイスと名牝が並び、母もＪＲＡオープン勝ち。父は米国の芝の年度代表馬だがダートにも高い適性を示しており、同馬はその筆頭格。ダート替わりで３戦無敗＋前走で地方も克服済み。川崎向きの器用さもあり、昨年デルマソトガケで制した音無厩舎所属。４連勝で頂点へ。

母系はシスタートウショウやシーイズトウショウが出た血筋。ネクストスター佐賀の１４００メートルはやや忙しい印象も、１８００メートルの前走で見せたエンジンがかかってからの脚は全国区レベルでも通用の感触。早めに川崎入厩で左回りの追い切りもスムーズ。大物感があり大駆け警戒。

連勝こそストップしたが、前走の鎌倉記念は悲観するほどの内容ではなかった。更にメンバー強化でも、大型馬でまだまだ上がり目は十分。御神本騎手の手綱も魅力で、川崎も２度目。巻き返し可能。