ＪＲＡ在籍時は鋭い末脚を武器に２勝。２勝クラスでも入着圏の走りを見せていたが、転入初戦の前走は向正面のペースアップから追走一杯になり⑨着大敗、その片鱗すら見られない内容だった。叩き２走目の上積みを考慮しても果たしてどこまで変われるか。

前走は番手から積極的に動いて行く競馬。ややオーバーペースでの追走にはなってしまったが、それでも④着と一歩前進の結果を見せた。３走前の笠松重賞・マーチカップでは逃げ競馬からしぶとく踏ん張り０秒３差。序盤で素早くペースの主導権を握れれば。

兵庫転入後の２勝は先行策から自らペースを作って押し切る形であり、前走のようなスローの瞬発力勝負の形では伸びもひと息。スタートからテンに行き切れるかどうかが巻き返しのポイントに。