転入後１４００メートルで②①着としたあとは中距離を中心に使われていたが、もうひと押し足りない内容続き。しかし２走前、久々に１４００メートルへ戻すと殿りからグングン伸び、直線叩き合いを制してＶ。前走も最後止まったとはいえ、５７キロを背負いながら長くいい脚が使えていた。昇級のここでもひと伸びは確実か。

ＪＲＡ未勝利馬ながら南関東を経由したためＢ２格付けからのスタート。しかしそんな不利ともいえる条件をものともせず直線抜け出してクビ差勝利。ペースこそ違えど勝ち時計１分３２秒０は同日のＢ１戦を０秒４上回っている。勝って同条件、初めての斤量５５キロだが、馬格があるので問題はなさそう。

園田場所に戻って②①着と一変。今回は昇級戦で相手関係が強化されたものの、これまで掲示板を外したことがない園田１４００メートル戦という適鞍舞台なら互角にやれそう。理想は先行だが、差しに回っても対応できる点も強み。