道営デビューの２歳時には交流グレード競走を含む重賞２勝。川崎へ移籍してからも重賞でコンスタントな走りを続けているが、南関東以外での競馬にも強く、これまで３度の遠征で１勝②着１回⑤着１回。紅一点の存在だが、牡馬相手でも決して見劣らない。

屈腱炎による長期休養から復帰後は低迷続きで、いつも以上に中間攻め込んだ前走でも上位から大きく離された⑦着に終わった。重賞勝ちのある実力馬とはいえ、今の走りでは厳しさを否めない。

前走はトップハンデの５８．５キロを背負わされたが、そんなことをまったく感じさせないレース振りで初タイトル奪取。３走前の兵庫大賞典ではジンギに敗れたものの、その時は僅か０秒１差。重賞制覇の勢いで一気の逆転を狙う。