兵庫転入後は道中折り合いが付かずチグハグな競馬を続けていたが、前走の８２０メートル戦では序盤から引っ掛かることなくスムーズな競馬で小差④着。ＪＲＡ在籍時の２勝もともにダート１０００メートルのワンターン競馬であり、まさに８２０メートル戦のコース形態がピタリとハマった感じ。距離２走目で更なる前進を狙う。

昨年は同競走の前哨戦で勝利すると、勢いそのままに本番でも②着と好走。以前は使い減りしやすかったが、近走は４５０キロ台キープと体質面も改善中。休養明けから叩き３走目、いよいよ本領発揮か。

２０１９年に兵庫へ転入してから約１年半もの間１度も連対を外さなかった逸材。近走はやや展開に注文が付き始めてきたが、３月の長期休養明けから行きっぷり自体は着実に良化中。ＪＲＡ在籍時にはワンターン競馬も経験済みで、スピード勝負は臨むところ。