能力試験は余力を残した内容。直前は併せ馬を消化したが、序盤から飛ばした分を踏まえても、終いの動きはパッとしなかった。初戦からとなるとどうか。母ケンブリッジナイスも新井清重厩舎に所属して、名古屋・秋桜賞を制覇。

能試では頭を上げて減速するなど、気難しい面もあるようだが、終いは大外からスムーズな走りで伸びてきて③位入線。乗り込みは足りているし、最終追い切りは楽な手応えのまま２馬身先着と上々の内容。初戦から上位争いが可能。

終いは③位入線馬の内から併せに行くと、僅かに差して②位で入線した能試。直前は同じくデビュー前の２歳と併せて、大きく突き放されてしまった。この内容では強調しづらい。姉シンボリバーグはＪＲＡの芝で３勝を挙げている。