今回と同じハンデ重賞だった１月の新春賞は発馬の立ち遅れが響いて敗退したが、そのあたりは最近シッカリ改善されて出脚が付くようになってきた。実績のある１７００メートル戦で好位付けの競馬なら。

前走は②着だったが、４角大外を回っての直線猛追は目を見張るものがあった。ＯＰ昇級後は後方からの競馬が多くなっているが、それを補えるほどの末脚を最近は発揮している。今回の重賞舞台でも流れひとつで浮上してきそう。

前走は④着に敗れたが、Ｈペースで逃げる人気馬を番手から早めに捕えに行っての結果で、悪い内容ではなかった。ムキになりやすい気性とはいえ、姫路の１５００メートル戦では折り合いに苦労しながらも２戦２勝。あと１ハロンの距離延長に対応できれば勝機が出てくる。