東京ダート１６００メートルで１分３４秒８の時計があり、昨年の武蔵野Ｓではサンライズノヴァ、モズアスコットを押し退けて１番人気に支持された。２歳時のホープフルＳ勝ちや４走前のエルムＳ勝ちから距離があった方が良さそうなイメージはあるが、１４００メートルの前走で僅差の③着と距離の融通は利く。今年に入って地方の交流重賞を勝ちまくっている川田騎手鞍上も魅力。要注。

テンのスピードならこのメンバーに入っても上位と見るが、さすがに牡馬一線級相手に展開利までは見込めない。残り目は疑問。

前々走のチャンピオンズＣはポジションが取れず外々を回らされる不利。キャリアの浅さが出た感じ。４走前のＪＤＤも一角で躓く不利が影響してバランスを崩した。２度の敗戦は原因がはっきりしている。フェブラリーＳはベストの東京１６００メートルだったにしても横綱相撲で完勝。今回は地方の１周競馬でも船橋は癖の少ないコース。仕上げは万全。力通りなら当然、勝ち負け。