東京大賞典ではマークされない立場だったとはいえ、オメガパフュームを相手に実に惜しいクビ差の②着。昨秋に復帰してからの充実度合は素晴らしく、ダートグレードでも戦える地力を確実に備えた。長い距離にもメドがつき、川崎では４戦３勝。より走りがスムーズな左回りに替われば一発の期待まで。

前々走の初ダートを差し切り、勢いに乗って挑んだ東京大賞典。⑦着でもメンバー中最速の上がりで０秒３差なら十分に合格点。芝を使っていた時と同等の末脚で、８歳でもこの路線に新風を吹き込んだ。１周半する競馬も札幌・芝２６００メートルのオープン特別で連対歴。小回りの川崎が鍵も、うまく嵌まれば出番。

前哨戦を完勝。今回はメンバー強化となるが、前々走の浦和記念で０秒１差からも大きな力差は感じない。これまで掲示板を外したのは３回だけという抜群の安定感。この舞台でも大崩れはなさそう。