８月の能試は走りが頼りなく、伸びもひと息だった。９月末の新馬を取り消して仕切り直しとなるが、時計を出せていないように、調整過程にも不安が残る。

３コーナーあたりから手応えが悪くなった能力試験は、終い伸びを欠いた。稽古でも目立った動きは見られず。大型馬だし、使いつつの良化を待ちたい。

先着しながらも伸び脚が案外だった追い切りは物足りないが、８月の能力試験では一杯に追われると渋太い粘りを見せて、タイムも悪くなかった。一考を要す。