ＪＢＣ２歳優駿の覇者ラッキードリームには連敗中だが、ともに小差の競馬。勝ち鞍は新馬戦のみでも道営トップレベルの能力は疑いようがなく、今回は全国リーディングをひた走る森騎手が鞍上。小回り向きの器用さを兼ね備えており、展開に合わせて柔軟に捌けるのもセールスポイントだ。新馬当時より体重を２０キロ近く増やしパワーＵＰは顕著。初ものづくしでも要重視。

母はＪＲＡ４勝馬で、半兄デュアルスウォードはオープン勝ち。スピード溢れる母系に新種牡馬のミッキーアイルを迎えて、更にスピード能力を強化した印象。中１週というのは多少気になるが、２戦目がレコードＶとポテンシャルは相当で、地方の馬場も克服済み。また、アランバローズとの兼ね合いが鍵でも新馬戦では番手抜け出しの競馬ができている。小回りならマイルも克服可能なはず。無敗の２歳王者へ。

この馬なりに良化気配でも、さすがにこの相手では家賃が高そう。今後の糧になれば御の字。