平和賞ではヒカリオーソを捕らえ切れず。長距離輸送は２度目で慣れは見込めるが、ハイレベルな道営勢の中では一枚落ちの感。

圧巻だった新馬Ｖに続き、前走は坂上から突き放してインパクト大の２連勝。東京１６００メートルの持ち時計１分３７秒９はガルヴィハーラよりも０秒２速く、高い操作性は川崎向き。全兄に米ＧⅠ馬を持つ良血（外）でもあり、牡馬に混じっても能力、素質ともに互角以上。初めてになる内枠を無難に捌ければＶ争いへ。

掲示板を外したのはデビュー２戦目の栄冠賞のみ。距離を延ばして良さが出て、強靭な先行力は小回りの川崎で更に威力を発揮しそうだ。更にメンバー強化になるが、うまく主導権なら最後まで抵抗。