△クールギブス(相手強い) 　山口師――まだまだ地力強化の途上ですから、ここでは戦力的に厳しいのは承知しています。それでも、一線級と対戦することによって成長を促すことができますから、この馬にはプラスになるでしょう。精一杯の頑張りを願います。

○シベリアンプラウド(楽しみ) 　田中淳師――勝ち馬には少し離されましたが、キャリア面を考えると、前走の３着は評価できるものでしょう。まだまだ伸びしろがあると感じましたね。血統背景からは、距離が延びるのはマイナスにはならないはずです。キャリアが浅いのはハンデでしょうが、期待値はそれを上回ります。楽しみです。

○スティールティアラ(収穫を) 　角川師――前走はテンから併走状態になって、ストレスが大き過ぎました。力を出せる状況ではありませんでしたので、大敗ですが度外視できる結果です。立ち回り次第で距離は融通が利く馬だと思いますので、そこを確かめる意味でも、２０００メートルのここに挑みます。勝ち負けはもちろんですが、何らかの収穫は手にしたいですね。