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ディアドラは3着――英チャンピオンS

2019年10月20日 00時30分

日本時間の10月19日深夜にイギリスのアスコット競馬場で行われたチャンピオンステークス(GⅠ、芝10F、9頭立て)に、イギリスに長期滞在中のディアドラ(牝5歳、栗東・橋田厩舎)が出走し、3着となった。馬場状態の著しい悪化のため、当日のレースはインナーコースに変更して施行された。五分のスタートから無理せず後方に控えたディアドラは、徐々に進出して最終コーナーでは好位直後へ。直線は包まれる間に上位2頭に出し抜かれたものの、外に切り返して伸び、ゴール寸前で4着馬を捉えた。勝ったのはD.オブライエン騎手が騎乗したマジカル(牝4歳、アイルランド・A.オブライエン厩舎)。勝ち時計は2分8秒42(重馬場)。

橋田師:道中は想定よりも少し後ろの位置ではありましたが、流れの中で良いポジションにつけられたと思います。最終コーナーでも手応えがあっていけるかなと思いましたが、馬場が悪かった分、いつもの最後の切れ味は発揮出来なかったかなと思います。この馬場でも最後までめげずに一生懸命走ってくれましたし、よく頑張ってくれたと思います。マーフィー騎手もよく乗ってくれたと思います。今後については馬の状態を見てから決めたいと思います。

マーフィー騎手:スタートも良く、道中もうまく運ぶことができました。望んでいたより時計のかかる馬場だったため、いつもの良い脚が使えませんでしたが、最後まで勇気を見せてくれ、3着までくることができました。今回も関係者がうまく仕上げてくれていましたし、日本が誇るべき馬だと思います。

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