今年実施された障害重賞9レースの結果を見ると、8歳馬が最多の4勝を挙げており、9レースすべてで3着以内に入っている。中山大障害(J・GⅠ)には、2015年の覇者アップトゥデイト(牡、栗東・佐々木晶厩舎)、イルミネーションジャンプSを制したミヤジタイガ(牡、栗東・武幸厩舎)、中山グランドJ(J・GⅠ)で3着に入ったニホンピロバロン(牡、栗東・田所秀厩舎)など5頭の8歳馬が登録している。なお、8歳馬が中山大障害を勝てば、ジャンプグレードが導入された1999年以降では初。また、ニホンピロバロンに騎乗予定の石神深一騎手は、2016・17年の中山大障害をオジュウチョウサンで制しており、Vなら同レース3連覇。