9日の中山では、サマーマイルシリーズの最終戦・京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)が実施される。今年の同シリーズは、第1戦・中京記念を制したグレーターロンドン、第2戦・関屋記念を制したプリモシーンが10pを獲得してトップに立っているが、両馬は京成杯AHに出走せず、シリーズチャンピオンとなる可能性はない。京成杯AHの登録馬のうち、シリーズチャンピオンとなる可能性が残されているのは、関屋記念で2着に入るなど7pを獲得しているワントゥワン(牝5歳、栗東・藤岡健厩舎)、中京記念2着で5pのロジクライ(牡5歳、栗東・須貝尚厩舎)、3pのヤングマンパワー(牡6歳、美浦・手塚厩舎)、2pのウインガニオン(牡6歳、栗東・西園厩舎)とロードクエスト(牡5歳、美浦・小島茂厩舎)の5頭で、いずれも1着がチャンピオンの条件。なお、2016年の京成杯AH優勝馬ロードクエストが勝てば、同レース史上初の隔年V。