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テイエムオペラオーが死ぬ

2018年05月20日 14時09分

2000年天皇賞を春秋制覇するなどGⅠを7勝し、顕彰馬に選出され、種牡馬として北海道新冠郡の白馬牧場に繋養されていたテイエムオペラオー(父オペラハウス)が、5月17日に心臓麻痺のため死んだ。22歳だった。通算成績は26戦14勝。
竹園正繼オーナー:以前会った時も凄く元気だったので、今回の知らせを聞いた時は本当に驚きました。やはり8連勝した2000年が一番印象に残っています。前の年に最優秀3歳牡馬に選ばれて、翌年は恥ずかしいレースはできない、負けるなと言ったらその通りになりました。産駒に関しては、JRAではテイエムトッパズレとテイエムエースが障害重賞を勝ってくれましたし、他の産駒も頑張ってくれています。亡くなった日にも栗毛でそっくりの馬が生まれたと聞いていますし、これから見るのが楽しみです。凄い馬でしたし、本当にありがとうという気持ちです。
岩元市三元調教師:初めてのGⅠ勝利をプレゼントしてくれた皐月賞が今でも一番思い出に残っています。調教では、乗り手を落として一頭で厩舎に帰ってきたりと、ヤンチャなところを見せていましたが、レースでは決して大崩れしない、とにかく強い馬でした。昨年会いに行った時は元気な姿を見せてくれていました。非常に残念ではありますが、今は感謝の気持ちで一杯です。
和田竜二騎手:突然のことで驚いており、大変ショックです。元気そうなうちに会いに行きたかったのですが、なかなか機会がなくて……。同世代の馬がなくなったというニュースを耳にするたび気にはなっていました。これからは天国から見守ってほしいと思います。

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