ニュース

中央 アラカルト

ジャパンCアラカルト

2009年11月29日 18時33分

1着ウオッカ ルメール騎手
2着オウケンブルースリ 内田博騎手
3着レッドディザイア 四位騎手
①ウオッカ
JRA・G1勝ち馬が7頭(海外G1勝ちのコスモバルクを加えるとG1勝ち馬8頭)を数え、外国馬5頭という豪華メンバーによる一戦を制したのは、昨年の本レースの3着馬・ウオッカ。3度目の挑戦にして初のジャパンカップ制覇を達成した。
【JRA・G1最多勝に並ぶ】
今回の勝利でウオッカのJRA・G1勝利は7勝目。これはグレード制導入以降、シンボリルドルフ・テイエムオペラオー・ディープインパクトに並ぶトップタイで、牝馬ではメジロドーベルの5勝(96年阪神3歳牝馬S、97年オークス・秋華賞、98・99年エリザベス女王杯)を引き離す単独トップ。
【本年JRA・G1・3勝目】
ウオッカは本年、ヴィクトリアマイル、安田記念で勝利しており、今回の勝利で1年間のJRA・G1勝利が3勝目。1年間でJRA・G1・3勝を挙げた牝馬は、メジロラモーヌ、スティルインラブ、ダイワスカーレットに続き4頭目。
【史上初の日本牝馬勝利】
JCの日本牝馬の勝利は初。これまで、牝馬の勝利は81年メアジードーツ(米)、83年スタネーラ(愛)、89年ホーリックス(新)の3度あり、日本牝馬の最高着順はヒシアマゾン、ファビラスラフイン、エアグルーヴの2着。
【ハナ差】
JCのハナ差決着は、05年以来4年ぶり5度目。05年JCを制したのは英国のアルカセットであり、タイムは2分22秒1のレコード決着だった。なお、勝ちタイム2分22秒4は、レース史上3番目に速いタイム。
【牝馬歴代2位の重賞V8】
ウオッカは今回の勝利がJRA重賞8勝目。これは、グレード制導入以降では、牝馬歴代1位のヒシアマゾン(9勝)にあと1勝と迫る単独2位。
【獲得賞金史上3位】
ウオッカは今回の勝利でJRAでの総獲得賞金が1,304,876,000円(海外を含むと1,333,565,800円)となった。これは、テイエムオペラオー、ディープインパクトに次ぐ史上3位の記録となる。
【1番人気】
1番人気馬の勝利は、06年ディープインパクト以来。過去28年の中でも4度しかなく、今回が5度目。
②ルメール騎手
過去6度JCで騎乗していたが、04年コスモバルク、05年ハーツクライの2着が最高着順。今回が初めての勝利であり、JRA・G1勝利は08年JCダート(カネヒキリ)以来4度目。
③角居師
初のJC制覇。本年は同馬でヴィクトリアマイル、安田記念を制しており、本年のJRA重賞勝利はすべてG1競走で挙げている。通算ではJRA重賞30勝目。また、角居師は、管理馬カネヒキリでJCダートを2度制しており、JCを芝・ダートともに制したのは、松田博師に続き2人目。
④タニノギムレット産駒
JRA重賞勝利は通算14勝目。うち半数の7勝がG1であり、7勝すべてをウオッカが挙げている。
(*GにはJpnを含む)

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ