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2歳新種牡馬デュランダルが重賞初制覇

2009年09月11日 17時06分

9月6日に小倉競馬場で行われた小倉2歳Sで、デュランダル産駒のジュエルオブナイル(牝2歳、栗東・荒川義之厩舎)が優勝。今年、初年度産駒を送り出したデュランダル(牡10歳、父サンデーサイレンス)は、2歳新種牡馬の中で重賞勝ち一番乗りを果たした。
現役時、マイルCS2回、スプリンターズSとG1・3勝を含め18戦8勝(うち海外1戦)の成績を残したデュランダルは、2006年から安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬入り。初供用シーズンは171頭の種付頭数を記録し、95頭が血統登録されている。すでにJRAでは17頭がデビューし、ジュエルオブナイルのほか、マイネルカリバーン、ゴシップガールで4勝をマーク。フレッシュマンサイアー争いのトップを快走している(9月6日現在)。
重賞初制覇の朗報に同SSでは「本馬は目の覚めるような追い込みを得意としましたが、今回は母の父であるノーザンテーストの良さが出たレースぶりでした」とニッコリ。種牡馬としての前途に確かな手応えを感じていた。
さらに、ここまで行われたJRA2歳重賞は、函館2歳Sがスペシャルウィーク産駒のステラリード(牝2歳、栗東・森秀行厩舎)、札幌2歳Sがマンハッタンカフェ産駒のサンディエゴシチー(牡2歳、栗東・作田誠二厩舎)、新潟2歳Sがフジキセキ産駒のシンメイフジ(牝2歳、栗東・安田隆行厩舎)と、すべて大種牡馬サンデーサイレンスの孫で、同SS繋養種牡馬が独占。「後継が鎬を削ることで、偉大な祖父の血が広がっていると思うと嬉しい」と二重の喜びに沸いている。

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