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中央 アラカルト

ヴィクトリアマイルアラカルト

2009年05月17日 18時39分

1着ウオッカ 武豊騎手
2着ブラボーデイジー 生野騎手
3着ショウナンラノビア 柴田善騎手
①ウオッカ
昨年の同レース2着馬ウオッカが優勝。前年2着馬による同一G1制覇は84年以降では08年有馬記念(ダイワスカーレット)に続く11頭目。同馬によるG1優勝は5度目。牝馬によるG1・5勝はメジロドーベルと並ぶ歴代最多。また、牝馬による獲得賞金はエアグルーヴを上回る歴代1位(JRAでの競走のみ)となった。
【海外遠征後の優勝】
3月28日のドバイ・デューティ・フリーで7着に敗れ、帰国緒戦で優勝を飾ったウオッカだが、海外遠征帰国緒戦でのJRA・G1優勝は9頭目。
スピードシンボリ 69年有馬記念
タイキシャトル 98年マイルCS
トゥザヴィクトリー 01年エリザベス女王杯
アグネスデジタル 02年フェブラリーS
イーグルカフェ 02年ジャパンCダート
ディープインパクト 06年ジャパンC
ダイワメジャー 07年安田記念
アドマイヤムーン 07年宝塚記念
【東京競馬場G1最多勝】*グレード制導入以降
G1・5勝のうち4勝が東京競馬場という“府中巧者”のウオッカ。なお、東京競馬場でのG1・4勝は単独トップ(3勝=アグネスデジタル、スペシャルウィーク、ヤマニンゼファー)。
【1番人気】
単勝支持率48.2%と、昨年の支持率39.1%よりも大きな支持を受けて1番人気となったウオッカ。1番人気馬が優勝したのは同レース4回目にして初。なお、今年のG1で1番人気が優勝したのは桜花賞(ブエナビスタ)以来2度目のこと。
【7馬身差の圧勝】
2着ブラボーデイジーにつけた着差は7馬身。近年のG1で2着馬に大きな着差をつけた例としては、03年ジャパンカップでタップダンスシチー、そして03年有馬記念でシンボリクリスエスの9馬身差がある。また、2歳戦を除くマイルG1での2着馬につけた最大着差は87年桜花賞でマックスビューティがつけた8馬身差だが、今回はそれに次ぐ最大着差となった。
【レースレコード】
優勝タイム1分32秒4は07年コイウタによる優勝タイム1分32秒5を上回るレースレコードでの優勝。また、コースレコードの1分32秒0に、0秒4に迫る好タイムでの優勝となった。
②武豊騎手
武豊騎手は4度目の挑戦で同レース初優勝。同騎手による重賞優勝は09年きさらぎ賞(リーチザクラウン)以来で今年4勝目、通算では258勝目。G1優勝は08年天皇賞・秋(ウオッカ)以来で通算63勝目となった。また、JRA牝馬限定G1は6レースあるが、これで全6レース(合計17勝)での優勝達成。同騎手が勝っていないG1はマイルCSと朝日杯FSのみとなった。武豊騎手は同レースで09年初のG1制覇を飾り、88年から継続している連続G1制覇を22年に延ばした。
③角居師
08年ジャパンカップダート以来のG1優勝で、通算13勝目。また04年から6年連続でのG1優勝となった。6年連続でのG1優勝は白井師(98年~03年)と並ぶ最多連続年優勝。なお、JRA重賞も今年初勝利で6年連続での重賞優勝。通算では28勝目。
④タニノギムレット産駒
同産駒によるJRA重賞勝利は09年東京新聞杯(アブソリュート)以来で本年2勝目、通算では10勝目。G1勝利は5勝目で、全てウオッカによるもの。
(GにはJpnを含む)

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