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中央 アラカルト

有馬記念アラカルト

2008年12月28日 19時39分

1着ダイワスカーレット 安藤勝騎手
2着アドマイヤモナーク 川田騎手
3着エアシェイディ 後藤浩騎手
①ダイワスカーレット
37年ぶりに“有馬記念ファン投票1位馬(ウオッカ)不在”となった有馬記念。見事この一戦を制したのは牝馬ダイワスカーレット。天皇賞(秋)2着以来の出走で見事な勝利を飾った。これで同馬の重賞勝利は6勝目、G1は4勝目。通算成績は12戦8勝。
②安藤勝騎手
本競走は初勝利。今年のG1勝利は阪神JF(ブエナビスタ)以来の2勝目。JRA重賞は通算62勝目で、うちG1が18勝。なお、中山競馬場における重賞競走は02年マーチS(マンボツイスト)以来で、中山競馬場の芝重賞は初勝利。
③松田国師
本競走は初勝利。本年度のJRA重賞は大阪杯以来の2勝目だが、いずれもダイワスカーレットで挙げたもの。通算では47勝目(うちG1・11勝)。
④社台SS繋養種牡馬の産駒、2008年のJRA・G1独占
アグネスタキオン産駒であるダイワスカーレットが優勝。これにより本年度のJRA・G1は社台スタリオンステーション繋養(種付け当時)の種牡馬の産駒がすべて制覇したこととなった。
⑤子年の有馬記念
08年は「子年」。「子年」の有馬記念は過去4回行われており、いずれも1番人気馬が連対していたが、本年度も1番人気馬が優勝。これで「子年」の有馬記念は5回中4勝、2着1回と依然連対率100%。
⑥サンデーサイレンス産駒の連続年G1勝利記録、ついに途絶える
初年度産駒がデビューした94年以来、14年連続でJRA・G1を制覇していたサンデーサイレンス産駒だったが、同馬の産駒であるエアシェイディとマツリダゴッホがそれぞれ3着、12着となったため、ついにこの偉大な記録が途切れた。
⑦ダイワスカーレット連続連対記録
これまでデビュー以来11戦連続で連対しており、今回でデビュー以来の連続連対記録を12に伸ばした。12戦連続連対は中央競馬史上3位タイの記録で、デビュー以来の最多連続連対記録はシンザンの19回。
⑧牝馬による優勝
71年トウメイ以来37年ぶり4頭目。なお、今年はファン投票1位のウオッカが不出走だったが、37年前もファン投票1位のアカネテンリュウが不出走(出走取消)だった。
⑨ファン投票2位馬の優勝
昨年までは、ファン投票1位の馬が13勝を挙げており、これに次ぐのがファン投票2位の馬で8勝。本年度はファン投票1位馬が不出走だったが、今回と同じようにファン投票1位の馬が不出走だった過去2回の有馬記念では、ファン投票最上位馬がいずれも敗れていた。本年度の最上位馬となるダイワスカーレットはそんなジンクスをものともせず、見事勝利。
⑩名繁殖牝馬スカーレットブーケ
ダイワスカーレットの母スカーレットブーケの産駒によるJRA・G1競走勝利数は今回で9勝目。これはパシフィカスの8勝を抜いて、母馬別G1勝利数単独トップ。
(*GにはJpnを含む)

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