ニュース

海外

シンコウキング産駒が新国ダービー優勝

2008年03月06日 11時34分

3月1日、ニュージーランドのエラズリー競馬場でG1ニュージーランドダービー(3歳、芝2400m、18頭)が行われ、、97年の高松宮記念を制したシンコウキングIRE産駒のセラゲール C'est la Guerre(セン3、新K.マイヤーズ厩舎、D.ウォーカー騎手)が優勝した。馬場状態は Slow(重)、勝ち時計は2分33秒47だった。
セラゲールは父シンコウキングIRE、母ラマグニフィク La Magnifique(母の父カンパラGB)という血統の新国産馬。通算成績は8戦5勝で、重賞・G1ともに初勝利となる。
父シンコウキングは98年に日本で種牡馬入り。ロードダルメシアン(福島民報杯)などの活躍馬を送っている。同年秋からニュージーランドにもシャトルされ、00年からは同国で種牡馬生活を送っている。
03年1月、南半球での初年度産駒ブランブルローズ Bramble Rose がG1ニュージーランドオークスを制覇。評価を高めたシンコウキングIREは、その秋の種付けシーズンに106頭の繁殖牝馬を集めた。翌年には66頭の産駒が生まれており、セラゲールはその中の一頭だ。
昨年6月にも産駒エスキモークイーン Eskimo Queen がG1クイーンズランドオークスを制しており、セラゲールはシンコウキングIREにとって3頭目のG1ウイナーとなる。
シンコウキングIREは昨年の種付けシーズンを前に、アシュウェルファーム Ashwell Farm から移動。現在パクストンパーク Paxton Park で繋養されている。昨シーズンの種付け料は5000NZドル(約45万円)だった。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ