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キーンランド1月セール終了、やや下降ムード

2008年01月19日 17時51分

1/13、米キーンランド・ジャニュアリー・ホーシーズ・オブ・オール・エージズ・セールが7日間の開催を終えた。1歳馬から現役、繁殖牝馬、種牡馬まで、あらゆるタイプの馬が上場されるこのセールは、一年の景気動向を占う意味でも注目された。今年の結果はやや低調で、落札総額は前年を3.4%下回った。高額馬に支えられて全体の平均、中間価格は前年を上回ったが、その他の数字は下降。揺らぐアメリカ経済の一端を覗かせた。最高価格馬は繁殖牝馬のアイリッシュチェリー(牝14、父アイリッシュオープン)で270万ドル(約2億9700万円、落札者はサザンエクワインステーブル)。同馬はオーサムアゲインとの間にスパンシュガー、ダーヘルと、2頭のG1ウイナーを送っている。今回はオーサムアゲイン産駒のゴーストザッパーを受胎しての上場でもあり、高い評価を受けることになった。また、セール6日目には06年のセレクトセール(1歳)でダーレージャパンが9600万円で購入したアドマイヤムーンの半弟サブミーカー(Sabmykaa、牡3、父サクラバクシンオー)が上場され、ヴォーグ社が3万ドル(約330万円)で落札した。骨折により競走馬としての道は断たれており、近日中に種牡馬として輸入される見込みになっている。

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