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元調教師ジョージ・ムーア氏が死去

2008年01月19日 17時51分

1/9、オーストラリア競馬史上屈指の名騎手で、香港でも調教師として大きな足跡を残したジョージ・ムーア氏が84歳で死亡した。同氏はアルツハイマー症に冒され、心臓疾患も抱えていた。15歳で騎手ライセンスを取得した同氏は、名伯楽T.J.スミス師の元で騎手としての地位を確立。シドニーのチャンピオンジョッキーに10度輝き、AJCダービー、VRCダービー、コーフィールドCなどを制した伝説的名馬タロックの主戦も務めた。欧州でも輝かしい実績を残しており、59年にセントクレスピンGBで制した凱旋門賞をはじめ、英ダービー、英1000&2000ギニー、“キングジョージ”、ジョッキークラブ賞(仏ダービー)など、数々のビッグレースで勝利を挙げた。引退レースとなった71年のVRCダービーではクラシックミッションを駆って見事に勝利を収めている。73年には香港で厩舎を開業。85年に引退するまでにフラッシュオブゴールドとエクスカリバーによる香港ダービー2勝を含む通算721勝を挙げ、13シーズンで11回チャンピオントレーナーに輝いた。

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