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P.ヴァレンズエラ騎手のライセンス剥奪

2008年01月05日 17時58分

米国のトップジョッキーの一人であるパトリック・ヴァレンズエラ騎手(45歳)の騎乗ライセンスが12/28付けで取り消された。同騎手は12/20、飲酒運転で事故を起こして逮捕。これを受けたカリフォルニア州競馬委員会は酒を飲まないことを条件に出されていた期限付き騎乗ライセンスの取り消しを決めた。サンデーサイレンスUSAの主戦を務めたことでも知られる同騎手は、北米通算3968勝。アラジUSAでのG1BCジュヴェナイルなどブリーダーズカップでも7勝を挙げるなど、輝かしいキャリアを誇っている。しかし、度重なる薬物濫用のために騎乗停止処分を繰り返し、そのたびに温情裁定を受けて、騎手生活を続けていた。06年11月に馬に蹴られて負傷。療養の後、昨年11月には期限付きライセンス(今年12/31まで)で騎乗を始めたばかり。同騎手は減量苦も抱えていることから、エージェントを務めるトム・ナスト氏も引退を勧告しており、このまま騎手界から退く可能性が高くなっている。

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