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これぞ現代欧州競馬?/QE2世S~その2

2006年09月27日 11時12分

ガラ空きになっていたインコースから進出したアラーファが直線で抜け出しかかったが、その直後でジッと脚を溜めていたジョージワシントンがこれに襲い掛かり、楽に差し切って1着。アラーファは1-1/4馬身の差の2着。リブレティストは6着に沈んだ。ちなみに、イヴァンデニソヴィッチはシンガリ8着に敗れている。
レース後、リブレティスト鞍上のF.デットーリ騎手が、この一連の出来事に対し激しく抗議。それが一旦認められ、イヴァンデニソヴィッチに騎乗したJ.へファーナン騎手に14日間の騎乗停止処分が下されたが、今度はへファーナン騎手がそれを不服とアピール。現在改めて裁定待ちとなっている。
ただし「それが競馬」「そもそも負けすぎ」というのが現地の一般的な評のようで、A.オブライエン師もこのデットーリ騎手の言動を "Like A Spoiled Child" (わがまま坊やみたいだ) と斬って捨てている。
ジョージワシントンは11/4のG1ブリーダーズCマイル(芝8f・米チャーチルダウンズ)に向かう。リブレティストも同レースに向かうことが予想されるが、陣営からの正式なコメントはまだ発表されていない。(了)

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