ニュース

中央

ディープインパクト最終追切りは武豊騎手で

2006年09月27日 10時31分

JRA25日発表【シャンティイ・エーグル調教場25日7:30調教開始】天候:曇(未明に強い降雨)。気温:15度。
池江敏行調教助手が騎乗し乗り運動から、折り返しで、ファイバーサンドコースを軽いキャンター。帰厩は8:30。
池江泰郎調教師の話:ダートコースが相当ぬかるんだ状態だったため、今朝の調教はファイバーサンドコースで行いました。今日は月曜日でしたが、馬にとっても体調を整える意味で、軽く運動できてよかったです。未明まで強い雨が降りましたが、調教時には雨も上がったので、つくづくディープインパクトは運を持った馬だと実感しました。フランスに来てからは、日本よりも深い砂を2時間ほどかけてしっかり乗り込むので、さらにトモに張りが出てきました。いつでもレースに出走できる体調にあります。水曜日の最終追い切りは、武豊騎手に乗ってもらう予定です。金曜日と土曜日の二日間をかけて、レース蹄鉄への打ち換えを行います。これから、馬輸送会社と、レース当日のロンシャン競馬場への出発時間などの打ち合わせをします。競馬場に着いてから、少しでも馬に負担がかからないよう、他厩舎の輸送に関する情報も聞こうと思っています。雨が多くなる時期だそうですが、雨で馬場が重くなったとしても、ディープインパクトなら我慢してくれると信じています。以前に、宮本武蔵の心境に例えましたが、いまの状態であれば、ディープインパクトという名刀をこれ以上磨く必要はないでしょう。さらっと拭くだけで、いまは鞘に収めておき、レース当日に切れ味を充分に発揮できるよう、万全の状態でレースに出走させてあげることが私の務めです。いい結果を出して日本に帰りたいです。
本日の池江泰郎調教師の会見は、記者10名とカメラマン2名のもと、調教師宿泊先のホテル中庭で行われた。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ