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ディープインパクト、1週前追い切り(22日)

2006年09月22日 11時40分

JRA21日発表。【シャンティイ・エーグル調教場21日6:00調教開始 天候:晴 気温:10度】
〔ディープインパクトの調教内容〕エーグル調教場内の芝・ロンドコース(1周2850m)を単走で、池江敏行調教助手が騎乗し6Fから追い切り、77秒―65秒―50秒―36秒―11秒程度。帰厩は8:15過ぎ。
池江泰郎調教師:単走でしたが、速過ぎず遅過ぎず、ちょうどいい時計でした。ロンシャン競馬場で先週水曜日追い切りを行ったので、今週は1日遅らせて木曜日に追い切ることにしました。芝馬場に出た時に、走りたくて仕方がないといった感じでしたが、その後は適度に気合が入った感じで、寸分の狂いもなくメニューをこなすことができました。最後の2Fほどは少し押すように指示しましたが、フランスにきてから一番強い調教だったにもかかわらず、しっかり応えてくれました。もういつ競馬があってもよい状態で、馬体にも非常に張りがあります。直前追い切りは、水曜日を予定していますが、ここ3~4日の状況を見て内容を決めたいと思っています。
池江敏行調教助手:元気があり過ぎです(笑)。単走なので、少し耳をたてて走っていましたが、気にすることはないでしょう。追い切り後に息もすぐ入りましたし、言うことなしです。調教師からは、日本の時と同じくこの1週前追い切り後には、レースに使える状態にするよう指示を受けていましたが、今日の追い切りは、時計や動きも自分が描いていた通りの内容でした。場合によってはムチを3~4発入れるようにとも言われていましたが、見せムチだけで鋭く反応してくれましたので、ムチを入れることはありませんでした。ここまで120%の調整ができていると思います。残りは10日となりましたが、これまで以上にしっかりと強い気持ちを持って、仕上げていきたいです。
〔その他〕調教後にフランスガロのシャンティイ事務所で行われた、池江泰郎調教師と池江敏行調教助手の記者会見に、英・サンデータイムスからも取材がありました。
アンドリュー・ロングモア氏(シニアスポーツライター):今日は生でディープインパクトの姿を見れずに残念ですが、彼の素晴らしさはこちらでも評判となっています。個人的にも、最後の切れ味鋭い差し脚を繰り出す彼のレースぶりには、ダンシングブレーヴを思い起こさせます。ここ20年で最高の質を持った馬が集う凱旋門賞になるので、レースが今から楽しみです。

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