ニュース

中央

リンカーン、社台SSで種牡馬入り(21日)

2006年09月21日 16時32分

今年のG2日経賞など重賞3勝を挙げたリンカーン(牡6歳、父サンデーサイレンス)が17日、種牡馬として繋養される安平町の社台スタリオンステーションへ入厩した。
同馬は2002年10月デビュー。G1日本ダービーは8着に敗れたものの、G1菊花賞、G1有馬記念では2着に好走。一線級相手に互角の勝負を演じた。翌04年のG2阪神大賞典で重賞初制覇を果たすと、その後もG2京都大賞典、G2日経賞に優勝。今春のG1天皇賞・春ではディープインパクトの2着になるなど、中長距離重賞戦線で活躍した。
今年6月の宝塚記念後、悲願のG1制覇に向け調整されていたが、8日に右前浅屈腱炎を発症。関係者の協議の結果、現役引退が決まった。通算成績は23戦6勝。総収得賞金は5億8842万円。
父サンデーサイレンス、母の父トニービン、おじにダービー馬フサイチコンコルド、G3京成杯優勝馬ボーンキング、成功種牡馬ミラクルアドマイヤ、いとこにアンブロワーズ(G3函館2歳S)などを持つ同馬。その血統背景からも期待は大きく、総額3億6000万円(一株600万円×60口)のシンジケート(リース形式)はすでに満口という。

ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外
 

上へ