ディード（１着）西谷騎手　経験の差が生きましたね。今日のような程よく時計を要する馬場も合ったと思います。陣営と、体がもうひと絞りできればと話していて、今日は絞れていたようにスタッフにきっちりと仕上げてもらえた結果でもあると思います。距離は長ければ長い方がいいタイプなので、オープンの条件の方がこの馬には合いそうですよ。

ディード……ブリンカー。リングハミ。舌を括る。先団につけ、タスキで先頭。後続の来たスタンド前では無理に抵抗せず、１～２角のコーナーワークで再び先頭に立って隊列を引っ張る。今日も上手な飛越で、勝負どころも楽。最終障害を飛んで突き放した。２２戦目にして愁眉を開く。

　コーンスス（１着）植野騎手　左回りの障害しか経験していなかったので、順回りで外へ張っていました。それでも道中はいいペースメーカーがいたので、うまくためて運べました。体が絞れて馬も良くなっていました。

コーンスス……前半は行きたがるのをなだめつつ、離れた２番手で折り合いに専念。スタンド前で差を詰め、１号を飛んで先頭に立つ。直線も渋太く脚を使い、最後はマコトの追い上げを一杯に凌いで押し切った。