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フォーエバーヤングは大接戦の3着――ケンタッキーダービー

2024年05月05日 11時25分

現地時間5月4日(日本時間5日朝)にアメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーダービー(G1、ダート2000m、20頭立て)に日本調教馬2頭が出走。フォーエバーヤング(牡3歳、栗東・矢作厩舎、坂井瑠騎手)が3着、テーオーパスワード(牡3歳、栗東・高柳大厩舎、木村和騎手)が5着となった。優勝したのはミスティックダン(牡3歳、米・K.マクピーク厩舎、B.ヘルナンデスJr.騎手)。勝ち時計は2分03秒34(良)。

3着フォーエバーヤング
矢作師:ただ一言、悔しいです。馬は素晴らしかったです。凄く頑張ってくれました。日本の馬にとってまったく慣れない環境のなかで、これだけ走れる彼には本当に頭が下がります。ただ、あそこまで行ったので勝ちたかったです。この経験は今後に生かさなければなりませんし、間違いなく生きてくると思います。世界一の馬になれるように一緒に歩んでいきたいです。応援してくださった皆様、すみませんでした。

坂井瑠騎手:悔しいの一言です。この素晴らしいレースに騎乗させていただいたことを感謝したいです。競馬に行くと、(フォーエバーヤングが)すごくいい状態で、あそこまで行けたなら勝ちたかったです。応援していただきありがとうございました。

5着テーオーパスワード
高柳大師:もう少し経験を積んでいればゲートもうまく出てくれて、ポジションもいいところにつけることができたと思います。その分、最後少し離されてしまいました。レースプランとしては、前には行きたくなかったですが、中団にはつけたかったところです。レース前は、こちらの馬と違いイレ込んでしまいましたが、パドック内のボックスに入った時に落ち着いていたので、これなら大丈夫だと感じました。今日のあの走りをもってすれば、日本でも十分活躍できると思います。この馬はまだ3戦目ですので、今後精神的にも大人になっていくはずです。

木村和騎手:馬は凄く頑張ってくれて、直線でもしっかりと伸びてくれました。調教に騎乗したばかりの頃は幼い面も見せていましたが、徐々に成長してくれていました。ただ、2戦しかしていないこともあり、日本でのスタートのようにスムーズには前に出てくれませんでした。それでも、道中は切り替えて前の人気馬を追走する形で、終いはしっかりと伸びてくれました。この経験を生かせれば今後も凄く期待できると思います。

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