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橋田満元調教師が「旭日小綬章」を受章

2024年05月01日 14時20分

 JRAは、令和6年春の叙勲において、橋田満氏(71歳、元社団法人 日本調教師会会長)に旭日小綬章が、外国人叙勲においてウインフリート・エンゲルブレヒト=ブレスゲス氏(69歳、ドイツ連邦共和国、国際競馬統括機関連盟会長、アジア競馬連盟会長、香港ジョッキークラブCEO)に旭日中綬章が授与されたと発表した。なお、外国人競馬関係者に対して日本政府から叙勲が行われるのは、10年におけるルイ・ロマネ氏(IFHA会長:当時)に続き、今回が2人目となる。
 橋田氏は85年の開業から23年の引退までに管理馬がJRA通算744勝を挙げるなど、常に第一線で活躍。90年のマイルCSを制したパッシングショットをはじめ、98年宝塚記念のサイレンススズカ、99年日本ダービーのアドマイヤベガ、17年秋華賞と19年英・ナッソーSの国内外のGⅠ競走を制したディアドラなど、多くの活躍馬を手掛けた。また、12年から2年間、16年から6年間、通算8年間という長きにわたり、一般社団法人 日本調教師会の会長を務め、中央競馬の発展ならびに畜産業の振興に多大なる貢献を果たした功績が認められての受賞となる。

 【橋田満氏】 このたび、叙勲の栄を賜り、身に余る光栄と思っております。私が長きに亘り従事して参りました競馬や、馬が人の世界に果たす役割を国民の皆様方に役立つものと評価していただけた思いで感無量であります。今回の叙勲は多くの仲間の皆さんとの共同作業の賜物であり、私は競馬の社会を代表していただいたものと承知いたしております。これからも、この栄誉の重みをしっかりと受け止め、馬の持つ魅力を一人でも多くの方に知っていただくために努力してまいります。

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